賃貸物件では、設備としてエアコンが設置されているのが一般的です。
まれにエアコンが設置されていない賃貸物件もありますが、その場合、入居者が取り付けることは可能なのでしょうか。
今回は、賃貸物件の設備の一つであるエアコンをテーマに、エアコンの電気代や取り付け可否、故障した場合の費用負担についてご紹介します。
賃貸物件についているエアコンの電気代の相場とは?
毎月かかる光熱費、とくにエアコンを多く使用すると電気代が高くなってしまいます。
夏場の日中においては、「使用されている電力の約60%がエアコンである」というデータもあります。
一人暮らしの平均的な電気代は、3,500円から5,000円、夏や冬に1,000円から2,000円増えるのはまさにエアコンの影響です。
さらに賃貸物件に設置されているエアコンが10年以上前の古い機種の場合、電気代が高くなりやすい傾向があります。
理由としては、最新の機種には搭載されていることの多い省エネ機能が搭載されていないためです。
エアコンが古い場合は、大家さんか管理会社にエアコンの内部洗浄を依頼するか、ご自身でエアコンのフィルター掃除をするなどの対策が必要です。
エアコンが付いていない賃貸物件の場合自分で取り付けはできる?
エアコンが付いていない賃貸物件や、リビング以外の居室に新たにエアコンを増設したい場合は、大家さんの許可が必要です。
エアコンの設置には、壁に穴を開けたり、コンセントを増設したり大掛かりな工事になります。
取り付け費用は、設備の項目に「エアコンあり」と書いてある場合と「契約期間中の修繕」の条項がある場合は、大家さんか管理会社が負担することになります。
また賃貸物件にエアコンを取り付ける場合には、退去の際の扱いについても確認しておくことが重要です。
工事で開けた穴などの修繕費用が必要かについて、しっかり確認しておきましょう。
賃貸物件のエアコンが故障したときの費用負担は誰?
賃貸物件のエアコンは、貸主が所有する設備です。
そのため、故障した場合は、大家さんか管理会社に連絡し修理してもらうことになります。
このときに、勝手に修理を依頼することはせずに、必ず先に連絡をして手配してもらいましょう。
また、エアコンのフィルターを数年間掃除していなかったなど、故障の原因が入居者の過失である場合は費用負担が求められることもあります。
まとめ
エアコンを新たに取り付ける際や故障した場合は、必ず大家さん管理会社に問い合わせることが大切です。
エアコンの電気代が気になる場合は、定期的にフィルターを掃除するなどの省エネ対策をすることをおすすめします。
私たちプライムリビングでは、名古屋市周辺の賃貸物件情報を多数取り扱っております。
お客様のご希望に合う住まい探しをサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓