賃貸物件を探す際には、上層階を希望される方が多くなっています。
しかし、実際には1階にもメリットは多く、考え方によっては上層階よりもおすすめな場合もあるのです。
今回は、賃貸物件の1階に住むメリットとデメリットを、デメリットを減らすための対策とともにご紹介しましょう。
賃貸物件の1階に住むメリットは？
賃貸物件に住んでいると騒音によるトラブルが発生する心配があります。
とくに、小さな子どもがいる家庭だと走り回る音や物を落としたときの音が階下に響くのではないかと気になるはずです。
その点、1階なら階下のことを気にせず暮らせるので、ストレスも減るのではないでしょうか。
また、階段やエレベーターによる移動が必要ないので、部屋への出入りが楽です。
災害発生時にも避難しやすいという特長もあります。
さらに、1階だと専用庭が付いている物件も多く、ガーデニングを楽しんだりカフェスペースのようにして楽しんだりすることも可能です。
1階はほかの階よりも家賃が安く設定されているケースが多いため、チェックしてみると良いでしょう。
賃貸物件の1階に住むデメリットは？
1階に住むデメリットには、外から虫が入ってきやすいことや、洗濯物が丸見えになりやすいことなどが挙げられます。
また、道路に面している場合は庭に干している洗濯物が排気ガスなどによって汚れやすいため、「外に干したくない」という方も多くいらっしゃいます。
上の階に比べて防犯性に不安を感じやすいのもデメリットの一つです。
とくに女性の一人暮らしでは、通りに面していて人の目に付きやすかったり、窓に格子が設置されていたりする物件を選んだほうが安心でしょう。
賃貸物件の1階に住む際の対策
1階に住むのであれば、1階ならではの不安を減らすための対策を考えたほうが良いでしょう。
たとえば、防犯性の低さを感じる場合は、窓に防犯フィルムを貼って割れにくくしたり、ミラーレスカーテンを付けて室内の様子が見えないようにしたりする方法があります。
女性の場合は洗濯物をできるだけ外に干さないようにして、女性が住んでいることを悟られないようにするのもおすすめです。
人が近付くと自動で点灯する照明をベランダに設置する方法も、空き巣の侵入防止に効果的でしょう。
虫対策としては、窓に虫よけ剤を使用し、できるだけ窓を開けっぱなしにしないようにする方法があります。
まとめ
賃貸の1階に住むことにはデメリットが多いイメージがありますが、実はメリットもたくさんあります。
デメリットは対策をすることで気にならなくなる可能性もあるため、具体的にどのようなことができるのか考えてみると良いでしょう。
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